未経験でITについて学び、SEに転職した人は苦労が大きくなりやすいです。転職して、新しい職場に慣れるだけでも大変ですが、未経験で高度な知識と技術を求められる専門職のSEとして仕事を進めるのには、大きな苦労が伴います。
業務をこなすうえで十分な経験があるわけではないのに、現場の忙しさから、じっくりと教育研修をしてもらえる時間が与えられない場合が多いからです。自分で学びながら、業務もこなしていかなければならないので、苦労することは否めません。
ただ、慣れるまでの苦労であることも確かです。半年くらい働いていると、基本的な業務をこなせるようになります。それまでは腹をくくって、粛々と努力していくと解決に至ることもできるでしょう。
一方で、目の前の業務をこなせるようになっただけで、SEとして実力が付くかどうかはまた別の問題です。単調な業務しか任されない現場の場合もあるため、将来性を考えた、十分な能力を磨けるかどうかは現場次第と言えます。
SEはいつも将来性を考えて働き、自分の磨いていくことが重要です。その点も考慮して、まとまった時間を取り、セミナーでスキルアップをするのも解決策として有効でしょう。
数日間のセミナーに参加するだけでも、スキルアップして業務に活かせます。セミナーで身につけた力は一生ものなので、SEとしての将来性を高めるのにも役立つでしょう。担当できる業務も増やせる可能性があるため、積極的にセミナーを活用するのが良い方法です。